「一級建築士試験の直前期は何を勉強すればいいんだろう。直前期は不安だけど他の人はどんな心境なんだろうか。」
本記事ではこういった悩みを持った方向けです。
こんにちは。ポンタです。
僕は令和元年度に一級建築士試験に合格しました。
試験の直前期って何をしていいか分からずに、ただただ不安になりますよね。
試験の直前期は得点に直結しやすい「暗記系科目」や出題頻度が高い「3年前から過去3年分の過去問」の勉強がオススメです。また、直前期に不安になるのは勉強してきた証なので心配は無用です。
では、一級建築士試験の「直前期の勉強法」について深掘りしていこうと思います。
一級建築士試験の直前期は何を勉強したらいいの?
直前期の勉強でオススメなのは、「3年前から過去3年分の過去問」と「暗記系の科目」です。
ある程度、直前期は勉強範囲をしぼりましょう。
直前期は時間が限られてくる
試験の直前期は時間が限られています。
少ない時間で効率的に勉強しようと思うと、点数に直結しやすい範囲に絞る必要があります。
直前期は全ての範囲を勉強しようとしてしまいがちですが、逆に十分に勉強できずに中途半端な学習になりやすいです。
勉強時間があれば良いですが、直前期の短い時間の勉強では全部の範囲をバランスよく勉強するよりも「出題の可能性が高い範囲」と「点数に直結しやすい暗記系の科目」に取り組むことがオススメです。
直前期はコスパよく勉強することが必要です。
具体的にはどんなところを勉強すれば良いのか
まずは暗記系の科目から、具体的には下記にまとめました。
- 計画:建築作品
- 環境・設備:設備関係
- 構造、施工:数値関係
上記のような暗記系の項目は、出題されれば知っているだけで点数に直結します。
次に「3年前から過去3年分の過去問」は、一級建築士試験の傾向として出題頻度が高い年度になるためコスパが良いです。
詳しくは、下記の記事でも紹介しています。
一級建築士試験の過去問を使った勉強法【ポイント3選を紹介!】
じゃあ、それ以外は勉強しないほうがいいの?
必ずしもそうではありません。
暗記系の科目などは問題ないからのであれば、計算問題だけを勉強するのもOKです。
ただし、ある程度は範囲を絞るべきです。
また、「暗記系科目」や「3年前から過去3年分の過去問」に不安がある人は「点数に繋がりやすいという点」ではコスパは悪くなります。
下記のような科目は勉強するのに時間がかかるためです。
- 環境工学
- 法規
- 構造力学
直前期は時間がないため、他にも勉強したい科目がある場合は、法規や計算問題は覚えるのに時間がかかるためオススメはしにくいです。ただし、一度覚えてしまえば忘れにくい科目なので公式の確認くらいに留めておくと良いかと思います。
一級建築士試験では、1問1点なので直前期はコスパの良い科目を繰り返し勉強することがオススメです。
直前期はみんなが不安になる話
試験の直前期はみんなが不安になりますよね。
大丈夫です。あなただけではなく「勉強してきた全員が同じ気持ち」です。
不安になるのは勉強してきたから
勉強してこなかった人は不安にすらならないと思います。
不安になるということは、しっかり勉強してきたということです。
ぼくも今まで努力して勉強してきて、「合格できなかったらどうしよう」と不安になっていました。でも、しっかり準備してきた試験の直前で不安になるということは普通のことかなと思っています。
不安になるということは「勉強してきたことの証」だからです。
ぼく自身直前期は不安だったけど合格できた
前述の通り、しっかり勉強してきたはずなのに、直前期はかなり不安でした。笑
- 勉強時間は確保できていた
- 模試でも合格基準点を取れていた
- 合格できる自信は持てていた
それでも直前期になると、やっぱり不安になりましたね。
でも実際に試験を受けてみると、ちゃんと問題は解けていて不安は杞憂だったと思いました。
不安になるのは、しっかり勉強してきたからです。
今までの勉強を信じて試験に臨みましょう。
勉強できなかった人はどうすればいいか?
仕事が忙しかったり思ったように勉強できなかった人もいるかと思います。
しかし直前期で逆転合格した人もいます。
直前期は時間がないので、出題頻度が高い部分や暗記系の科目にしぼって少しでも得点を伸ばせるようにしましょう。また、一級建築士試験は4択の問題なので最低でも二択まで絞る知識があれば得点ができる可能性が高まります。
勉強ができなかった人は試験日まで少しでも得点が伸ばせるように得点に直結しやすい科目を勉強しましょう。
まとめ:一級建築士試験の直前期は得点に繋がりやすい科目を勉強しよう
一級建築士試験の直前期は時間が限られているので、得点に直結しやすい範囲を勉強しましょう。
例えば以下のような暗記系の科目です。
- 計画:建築作品
- 環境・設備:設備関係
- 構造、施工:数値関係
そして「3年前の過去問から3年分」の過去問もオススメです。
また、試験直前期は不安になることもありますが、その気持ちは全員が同じです。
しっかり勉強してきたからこそ試験の直前期は不安になります。ぼく自身しっかり勉強してきましたが直前期は不安が合格することはできました。
一級建築士試験の直前期に不安になることは、しっかり勉強してきた証なので自信を持って試験に臨みましょう。
また、一級建築士の学科試験の勉強方法については以下の記事で詳しく解説しています。
-
【一級建築士】学科試験の勉強法でお困りですか?【初学者向けに僕が合格した方法を紹介!】
続きを見る
というわけで以上です。
本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。