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【一級建築士】試験内容について【学科試験の解き方解説】

一級建築士の勉強に挑戦する人
一級建築士の勉強に挑戦する人

「一級建築士試験の勉強を始めようと思うけど試験内容はどんな感じだろう。実際の試験の解き方も含めて知りたいな。」

こんにちは。ポンタです。

本記事ではこういった学習者向け。

今回は一級建築士の試験内容と僕が実際に行っていた問題の解き方について説明していきます。

ちなみに僕はアトリエ系の構造設計事務所に3年ほど勤めてまして、令和元年度の一級建築士試験で学科、製図共にストレート合格しました。

そこで今回は「一級建築士の試験内容と僕がやっていた問題の解き方」について僕が実際の経験から紹介していこうと思います。

一級建築士試験の勉強をどうやっていこうか、合格者の問題の解き方が気になる方は記事をぜひご覧ください。

一級建築士の試験内容

はい。一級建築士試験は5科目で構成されていまして、合計125点の試験になってます。

ちなみに各科目の点数の内訳は、

  • 計画:20点
  • 環境設備:20点
  • 法規:30点
  • 構造:30点
  • 施工:25点

法規と構造が30点と配点が高くなっています。この2つから勉強したほうがいいと言われる理由ですね。

ちなみにこの2科目は製図試験でもウッカリ1発アウトもある科目なので学科でしっかり理解しておきましょう。

計画

科目種別習得時間配点
暗記短め20点

まずは計画についてです。

計画はわりと得意な人が多いイメージでして、最も勉強しなくても得点しやすい科目です。しかし、満点を目指そうとすると建築作品の量や細かい設計手法などを知っていないといけないので一番難しいかもしれません。

基本は、建築作品+建築計画+その他(積算、都市計画等)という構成です。暗記がメインの科目でして、特に建築作品が配点の半分ほど占める年もありますので重要です。

環境・設備

科目種別習得時間配点
暗記+理解20点

次に環境工学です。

環境工学と建築設備の項目がありまして、前半の環境工学は理解型の科目です。太陽の動きや外壁が結露する仕組み等はしっかり理解しておきたい所です。

後半の建築設備は暗記型です。

先に理解に時間のかかる環境工学から潰していくといいと思います。

法規

科目種別習得時間配点
理解長め30点

法規は完成するまでに最も時間がかかる科目だと思います。

まずは、法令集の線引きがおそらく10時間はかかります。それから法令集の引き方や法令の読み方などを理解していく必要があります。

構成としては前半が建築基準法、後半がその他関係法令となっています。

特に建築基準法には高さ制限や建蔽率、容積率など製図試験でも重要になりますので学科で理解しておきましょう。

構造

科目種別習得時間配点
理解+暗記長め30点

構造は前半が構造力学で計算問題です。まずは公式を覚えて力の流れを理解しておくといいでしょう。

後半は各種構造となっており暗記型の項目です。鉄筋コンクリート造や鉄骨造、基礎構造などの構造設計の知識が必要になってきます。

特にスパンの取り方や部材断面、基礎の設計に関しては製図試験に必要になるので学科の段階で身につけておきましょう。

施工

科目種別習得時間配点
暗記25点

施工は完全に暗記です。

数字や語句の組み合わせをひたすらに覚えていく必要があります。

施工は数字の引っ掛けや作業の順番などが問題になりやすいです。自分なりに数値等をまとめておくといいと思います。

施工は初出題問題が多いですので過去問以外でも幅広くカバーしておくといいと思います。

僕がやっていた問題の解き方

それでは実際に僕の解き方を紹介していきます。
まずは試験時間についてです。

科目試験時間
計画+環境・設備120分
法規105分
構造+施工165分

当日は以上のスケジュールで進んでいきます。
法規以外は2科目セットになりますので注意が必要です。

法規は後半の関係法令から解く

僕は法規は最初に関係法令から解いていました。

関係法令は建築基準法と違い、覚えていればそのまま得点することができます。前半の建築基準法に時間がかかり後半の関係法令が解けないのはもったいないので関係法令から解いていました。

建築基準法は時間がかかる項目ですので最初から解いていって最後まで間に合わないことはないようにしましょう。

公式は最初にメモしておく

特に構造のたわみ式は種類が豊富ですし、他の問題を解いた後だとど忘れしてしまうかもしれません。

僕は最初に公式関係を白紙にメモしておき、その後に暗記系科目である施行から先に解き、構造力学は一番最後に解いていました。

どれだけ時間をかけても1点ですので頭がフレッシュな内に文章問題に取り組んでおくことをオススメします。

まとめ:自分の解きやすい方法を見つけよう

以上、色々と説明してきましたが今回は試験内容と僕の問題の解き方を紹介しました。


皆さんも自分の解きやすい方法を探してみるのもいいと思います。

僕は問題を解いていく中で自分の解きやすい方法を見つけていきました。
皆さん多忙な中、勉強するのは大変でしょうけどがんばって下さい。

以上です

本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。

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