「実際に会社を辞めたことのある人に聞きたいんだけど、会社を辞めたいって甘えだと思いますか?上司に会社を辞めたいのは甘えだと言われたけどショックだったなあ。会社を辞めるときに甘えだと思われない方法って何かありますか。」
本記事ではこういった方向けです。
こんにちは。ピオンです。
本記事では、会社を辞めたいは甘えなのかどうか、甘えだと言われないためにはどうすれば良いかを紹介していきたいと思います。
僕は新卒で入社したブラック企業を1年で退職した経験があります。
退職理由は、その会社で働いていても自分の将来性を感じられなかった事です。
当時は休日出勤、残業が当たり前で長時間働いているにもかかわらず仕事が好きではないという状況でした。
人によっては、この退職理由に甘えだと感じる方もいるとは思っています。
ポイント
でも、実際に会社を辞めて数年経った今思うことは、会社を辞めたことは「自分にとってプラスだった」かなと考えます。また、僕は同じ境遇の人がいても「甘え」とは思いません。むしろ応援したいですね。
今回は、会社を辞めたいは甘えなのかについて紹介していきたいと思います。
会社辞めたいが甘えではない理由
そもそも会社を辞めたいは甘えではありません。
そもそも「甘え」とはどんな意味なのかを調べてみました。
「甘え」の意味
甘えるは、相手の好意に遠慮なくよりかかる。また、なれ親しんでわがままに振る舞う。
出典:goo国語辞書
一般的に使われる意味としては上記のようです。
会社を辞めるときに周りから言われる「甘え」とは「わがままに振る舞う」という意味で使っているんでしょうね。
会社を辞めることは果たして「わがまま」かということですが、そんなことはありません。
仕事は、自分のやりたいことや報酬を得るために行うで仕事を選ぶ権利は自分にあります。
ポイント
その人に不利益があるのに会社に縛り付けて辞められないことの方が、周りの方のわがままである気がしますね。
昔の考え方はそうかもしれませんが、今は転職が当たり前ですし時代によって移り変わるべき考え方だと思います。
時間は限られている
人生の時間は有限です。
特に若さって唯一無二ですよね。今はできるけど10年や20年後にできないことってたくさんあります。
例えば、下記のようなことです。
かけがえのない時間
- 未経験の分野に転職すること
- 子供の成長を目にする
- 両親や恋人との時間
そんな貴重な時間を、自分の辞めたいと感じている会社に費やすのはもったいありません。
仕事は1日の半分を占める時間です。そんな時間をもやもやした気持ちで過ごすのはいやですよね。
その状態では仕事で成果を出したり、やりがいを感じたりするのも難しいです。
自分の人生を謳歌するためにより良い環境を求めるのは普通のことです。
自分の時間を有効活用するために会社を辞めることは甘えではありません。
健康に影響する
辞めたい仕事を無理に続けたとしても身体的にも精神的にも良くありません。
たとえ周りの人に迷惑をかけまいと考えて働き続けても、体調を崩してしまえば結局は周りにも迷惑をかけてしまいます。
体調を崩すことは誰も得することはありませんので、甘えとか以前に合理的な判断ではありません。
人にはどうしようもなく無理なときもあります。
健康面に支障をきたす前に会社を辞めることは甘えではありません。
今後のキャリアのため
会社を辞めたいと考えながら仕事を続けることはリスクもあります。
なぜなら、好きでない仕事は自分のスキルとして身につかないからです。
突然ですが問題です。例えば、下記のどちらの方が昇進しやすいですか。
昇進しやすいのは?
- 我慢してやりたくない仕事を続けている人
- 好きな仕事で夢中に働いている人
当然、昇進するのもスキルが身に付いているのも後者の方ですよね。
また、昇進するつもりがない場合でも急に会社を辞めなければならない状況になることもありえます。
ポイント
その時に転職するにしても、長年会社で働いていても自己PRできる成果やスキルが身に付いてないと面接でも評価されにくいです。
自分のキャリアを考えたら、向いてない会社を辞めたいと考えるのは甘えではありません。
むしろ、周りに流されて悩みを有耶無耶で過ごすことの方が甘えです。
会社辞めたいを甘えだと言われないようにする方法
よくあいつは会社を辞めるから甘えてると言う人がいます。
言いたい人には言わせておけば良いのですが、やはり気になってしまうもの。
みんなが割り切れる人ばかりではないかなと思います。
僕もそうでしたが、他人の言う事を気にしなければ良いと考えていてもどうしても気になってしまいました。
そこで僕が考えた、会社を辞めるときに甘えだと思われない方法を紹介します。
ポイント
結論としては、「どうしても会社を辞めるのが仕方ないと思われる理由を伝える」ことです。
コツとしては、嘘ではないけど辞める理由の一部だけを伝えることです。
わざわざ、仕事がきついとか残業が多いとか給料が低いとかを正直に伝えなくても良いと言うことですね。
また、堂々と告げられる理由なら決して甘えているとはなりません。以下で「甘え」だと思われないための退職理由を紹介します。
家族との時間
1つ目は、家族との時間を理由に退職する事です。
家族との時間が欲しい事は誰もが考える悩みですし、会社を辞める事も仕方ないと考えるはずです。
例えば、両親も高齢になり、今後のことも考えて実家の近くで生活したいなどです。
僕の同期でも一人っ子で実家に帰り家族の近くで生活したいと退職する方はいました。
みんなが理解できることなので、誰も引き止めることは出来ませんよね。
この退職理由のデメリットとしては以下のことが考えられます。
デメリット
- 会社と実家が近い
- 会社の支店が実家の近くにあり転属される可能性がある
上記に当てはまる場合は、引き止められる可能性があるので注意する必要があるでしょう。
誰もが抱えること悩みなので甘えだなんて思いませんよね。
ステップアップのため
2つ目はステップアップを理由に会社を辞めることです。
今の会社よりも大きな会社や高度な仕事に転職する場合は、素直に尊敬されることも多いです。
例えば、その業界のトップシェアの企業に転職したりするケースですね。
会社の上司で優秀な方がいて大手企業に転職されていました。
僕を含めて周りの方からは祝福される形で退職されていましたね。羨ましいですね。。。笑
この退職理由のデメリットとしては以下の通りです。
デメリット
- 実際にステップアップできるのかどうか。
- 同じ業界なので今後の付き合いが発生しかねない。
素直にステップアップを告げると同業界なので今後も関わる機会が高いです。
仮にステップアップできそうもない場合は使わない方が良いでしょう。
ステップアップで会社を辞める人は甘えとは思いませんよね。
別にやりたい仕事ができた
先ほどは同業種でのステップアップが理由でしたが、こちらは異業種に転職したい場合です。
新たなことに挑戦するのは誰もができるわけではありませんので、挑戦する人を甘えているとは思いません。
例えば、昔からの夢があって挑戦したいとか、本当にやりたいことが見つかったとかですね。
僕も上司に伝えた退職理由がこれでした。
その会社で、できないことであったためすんなり納得してもらえましたね。
実際に、建築現場→建築設計という形で転職しました。
他にも別の業界に転職する先輩もいましたが、甘えだとは思われていませんでしたね。
デメリットとしては、以下の通りです。
デメリット
- 具体的にやりたいことが決まっていない場合
- 熱意が低い場合
上記のような場合ですと、本当にやりたいことに挑戦するようには見えませんので、質問されたときに答えられるように考えておくと良いです。
何かに挑戦する人って、僕はすごい人だなと思いますしキラキラして見えますよね。
まとめ:会社は胸を張って堂々と辞めればいい
今回は会社辞めたいは甘えなのかとう言う事を紹介してきました。
そもそも会社を辞めることは甘えではないんですけど、一定数の心ない方が甘えだと決めつけてくる人がいますよね。
気にしない人はいいけど、僕みたいに気にしてしまう性格の方は辞める理由をしっかり持って周りに甘えだと言わせないようにしましょう。
人生を豊かにするために堂々と胸を張って好きな仕事をしましょう。
他人の意見なんて関係ありません。決めるのは自分です。^^
というわけで以上です。
本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。