「一級建築士の偏差値っていくつかな。受験しようと思うけどどれくらい難しいんだろう。」
本記事ではこういった方向けです。
こんにちは。ポンタです。
令和元年に1年間勉強して一級建築士を取得しました。
勉強を始めた頃に「一級建築士が難関資格なのか、他の資格と比較してどれくらい難しいんだろう」という疑問がありました。
一級建築士の偏差値は66です。建築関係の資格の中ではトップクラスの難易度となります。同じくらいの偏差値の資格は、「税理士や中小企業診断士、行政書士」などがあります。
一級建築士試験の偏差値について紹介していこうと思います。
一級建築士試験の偏差値はどれくらい?
結論からいうと「一級建築士は偏差値66」です。
一般的には難関資格といえるでしょう。
異業種の資格との偏差値比較
まずは、異業種の資格との偏差値を比較してみましょう。
一級建築士は建築関係の資格なので、どれくらい難しいか比較がし辛いと思います。
一級建築士と同レベル帯の資格は下記の通りです。
資格名称 | 偏差値 | 業種 |
司法書士 | 72 | 法律 |
税理士 | 68 | ビジネス系 |
一級建築士 | 66 | 建築 |
中小企業診断士 | 66 | ビジネス系 |
社会保険労務士 | 65 | 法律 |
行政書士 | 65 | 法律 |
誰もが聞いたことがある有名な資格ばかりだと思います。
技術系の資格で同じくらいの偏差値のものが、あまりないため法律やビジネス系の資格ばかりとの比較となりました。一級建築士は技術系の資格では難易度がトップレベルとなります。
異業種の資格と比較すると「一級建築士の難易度」がイメージしやすいかと思います。
建築系の資格偏差値
異業種の資格との比較で難易度のイメージはできたと思います。
次に、建築関係の資格の偏差値を比較したいと思います。
実際に同じ業種の建築関係の資格と比較することで、一級建築士の難易度が見えてくるかと思います。
建築関係の資格の偏差値一覧は以下になります。
資格名称 | 偏差値 | 業種 |
一級建築士 | 66 | 建築 |
コンクリート診断士 | 63 | 建築 |
建築設備士 | 58 | 建築 |
二級建築士 | 56 | 建築 |
一級建築施工管理技士 | 55 | 建築 |
二級建築施工管理技士 | 50 | 建築 |
ご覧の通り、一級建築士の難易度は建築資格の中ではトップレベルです。
一級建築士は建築関係の資格の中では、かなり難易度が高い資格です。取得するためには1000〜1500時間ほどの勉強時間が必要と言われています。合格を目指すなら本腰を入れて勉強する必要があります。
建設業で働く人なら誰もが知っている有名な資格となっています。
資格の偏差値なんて気にしなくても良い
上記で一級建築士の偏差値を紹介してきました。
ですが、資格の偏差値を「取得する前」に気にしすぎる必要はないです。
偏差値を知っても勉強する内容は変わらない
おそらく資格の偏差値を調べている方は、その資格に興味がある方だと思います。
だとすれば、偏差値を知ったところで、「資格を取得するために勉強する」という行動は変わらないと思います。
偏差値を知っても以下のような気持ちにはなりませんよね。
- 「偏差値が高いから辞めておくか」
- 「偏差値が低いから取得しようかな」
もう資格を取ると決めている人は、偏差値を知っても行動は左右されませんよね。
他の資格と比べても意味がない
資格の偏差値は、その資格がどれくらいの難易度かの目安にはなります。
ただ、他の資格の偏差値と比べる意味はあまりないです。
その理由は、「資格の受験者はその資格ごとで違うから」です。
当たり前の話ですが、一級建築士の受験者と税理士の受験者は違います。
みなさんが「合格を争うのは、同じ資格の受験者のみ」です。
- 一級建築士 → 一級建築士に合格したい人
- 税理士 → 税理士に合格したい人
重要なのは他の資格との偏差値の比較ではなく、その資格を受ける受験者の中で合格を勝ち取ることです。
資格の偏差値をうまく使う方法もある
資格の偏差値の活用方法は、「既に資格を持っていて、新たに資格を取得しようとする」ときです。
例えば、自分が一級建築士を持っているとして、次に建築設備士を受験しようとした場合は、偏差値を比べてどれくらい勉強が必要かの目安になると思います。
- 「一級建築士の偏差値は66か。」
- 「建築設備士の資格は58だな。」
- 「一級建築士ほどではないが、ある程度の勉強時間の確保は必要だな。」
上記の通り、今までの資格を取得するために努力した経験をもとに比較することができます。偏差値は新しく資格の勉強をするうえで、今度は以前と比較してどれくらい勉強が必要かの目安になります。
資格の偏差値は、難易度の一つの目安にはなります。
まとめ:資格の偏差値はあくまでも一つの目安
今回は一級建築士の偏差値について紹介してきました。
一級建築士の偏差値は66と建築関係の資格の中ではトップレベルの難易度です。
ですが、資格の偏差値を気にしすぎる必要もありません。
重要なのはその資格を受験する人の中で合格を勝ち取ることです。
資格の偏差値によって、勉強するかどうかの判断は決まらないと思います。ただ、次に取得を目指す資格と過去に取得した資格を比較して、どれくらい勉強するかの目安にはなります。
というわけで以上です。
本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。