「転職エージェントがオススメと言われてるけど数が多すぎてどれを利用すればいいか分からない。いきなり利用するのは不安だから経験者の話が聞いてみたいな。建築向けの転職エージェントを教えてく下さいな。」
本記事ではこういった方向けです。
こんにちは。ピオンです。
ポイント
この記事では、建築業界で働いている僕が実際に使ってよかった転職エージェントとその使い方を紹介していこうと思います。
転職したいと言う悩みは社会人なら当たり前の悩みですよね。
そして調べていくと、どうやら転職エージェントを使うと転職のサポートをしてくれるらしいという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
当時の僕がそうで、転職エージェントを調べたりしていたんですが、色々あって何を使っていいかわからないし、果たして建築業界というニッチな業界でも充実したサポートをしてくれるのかなと疑問でした。
建築業界の転職情報って少ないんだよなぁ。
結論から言うと、全く問題ありませんでした。建築業界の転職サポートも、しっかり支援してもらえましたね。
今回は、僕の実体験を元に建築技術者向けに僕がオススメだと感じた転職エージェントを紹介していこうと思います。
転職は思った以上に孤独だった話
転職エージェントの紹介の前に、少し僕の転職体験記にお付き合いください。
上記でも記載している通り転職は思ったよりも孤独な戦いでしたね。
転職の話って結構、繊細な話だと感じていて中々、周りの方に打ち明けられないんですよね。
転職したいきっかけは、仕事内容や職場環境、年収などの待遇がほとんどです。
そんな話を職場の人に打ち明けにくいし家族や友人には心配をかけたくない、できれば決まってから話をしたいと思っていました。
会社の人に打ち明けて、変な噂になるのも嫌だしなぁ。
だから、転職活動を一人で進めていくことになったんですけど何から始めていいか分からないと言うジレンマに陥ってました。
そこで、半信半疑で転職エージェントと面談することにしました。
調べたところ、面談をしても必ずしも求人に応募しなくても良いということを知れたのが大きかったですね。
それと、僕と同じく話だけ聞いてみて実際に利用をしない方も多くいることから、迷って時間だけ経つくらいなら試しに利用してみようと思いました。
ポイント
結果としては、ネットや本で調べても出てこない求人情報や、業界の情報などを聞くことができて転職のプロの意見が聞けたことが良かったですね。
たまに、ネットで調べるとしつこく求人を紹介しようとする方もいるみたいですが、最近は色々噂されると企業なども困るし、そのような人は減ってきてるのかなと感じました。
僕を担当してくれた方は、「自分のタイミングで決めていいから気になる求人が分かれば教えて欲しい」と言ってもらえましたね。
転職のノウハウを教えてもらうために、まずは軽い気持ちで面談に行ってみるのも良いのかなと思いました。
建築技術者にオススメの転職エージェント8選
それでは実際に僕が利用してみて建築技術者にオススメだなとか感じた転職エージェントを紹介していこうと思います。
建築技術者にオススメな転職エージェントは下記の通りです。
建築技術者向け転職エージェント
- リクルートエージェント
- DODA
- パソナキャリア
- マイナビエージェント
- 建設転職ナビ
- 建設•設備求人データベース
- RSG
- ビズリーチ
転職エージェントもたくさんあるんだなぁ。
多いと感じた方も大丈夫です。少し数は多いですが4つの分野に分けて紹介しますので、気になるものを選んでもらえれば良いかと思います。
大手転職エージェント
大手転職エージェントの特徴はなんと言っても求人数の多さです。
小規模な転職エージェントにはない大企業、外資系などのコネがありから求人数も多くなってきます。
また、優秀なエージェントが多いのも特徴です。
ポイント
転職イベントや履歴書、職務経歴書のサポート等も充実しておりメインで使う転職エージェントになります。
大手転職エージェントは2社ほど登録しておくと情報収集に便利ですし、比較もできますのでオススメです。
①:リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴としては以下の通りです。
特徴
- 業界最大級の10万件以上の非公開求人数
- 各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザー
- 参加者の80%以上が満足している面接力向上セミナーに無料で参加可能
リクルートエージェントは、やはり優秀なアドバイザーの方が多い感じでしたね。
紹介してくれる求人も幅広く、希望を伝えればすぐに会社の情報も教えてくれました。
②:DODA
DODAの特徴としては以下の通りです。
特徴
- セミナー・イベントが充実している
- 企業スカウトが多い
- 転職後のアフターフォローが充実
DODAは転職させて終わりでなく転職後のサポートも充実しています。
同時期に転職した人との交流や、書類作りの手助け仕事の悩み相談も実施しています。
また、地方にも支部があり面談しやすいとも思いました。
③:パソナキャリア
パソナキャリアの特徴としては以下の通りです。
特徴
- はじめての転職に手厚いサポート
- アドバイザーの対応が親身
- 女性のフォローが手厚い
パソナキャリアは、はじめて転職する方向けにガイドブックをプレゼントしていたり、女性の転職に力を入れています。
特に、専門スキルを身につけたい方や、管理職に挑戦したい女性にオススメです。
また、僕が面談を受けた時は地方への面談も対応していました。
④マイナビエージェント
※マイナビのプロモーションを含みます。
マイナビエージェントの特徴としては以下の通りです。
特徴
- キャリアが浅い方に手厚い対応
- 利用者の70%が20〜30代
- 関東・関西・東海の主要エリアの求人を網羅
マイナビエージェントは、経験が浅い方向けにサポートが充実している印象でした。
また、若年層向けの転職エージェントは他にもありますが、企業の採用担当との太いパイプがあるのは大手ならではのメリットです。
20~30代なら登録しておくことがオススメの転職エージェントです。
建築業界に特化した転職エージェント
次に建築特化型の転職エージェントです。
特徴としては、建築業界に特化しているので建築系なコアな求人もあり、アドバイザーも建築経験者が多いため悩みが共感してもらいやすいことです。
デメリットとしては、求人数が大手よりも少ないため、大手転職エージェントと併用することがオススメです。
特化型のエージェントは1つは登録しておくと良いでしょう。
⑤建設転職ナビ
建設転職ナビの特徴としては以下の通りです。
特徴
- 建築士等による面談サービスあり
- 不動産業界の求人もチェック可能
建設転職ナビはコンストラクションアドバイザーサービスといって、建築の資格を持っているアドバイザーと面談できます。
建築業界に精通しているからこそできるアドバイスも得られるため、今後のキャリアへの参考にもなります。
また、建設業以外にも不動産業界にも特化しているのも特徴です。
⑥建設•設備求人データベース
建設•設備求人データベースの特徴としては以下の通りです。
特徴
- 建設、設備、プラント業界に特化
- 豊富な情報提供量
建設•設備求人データベース建設業以外に、設備やプラント業界の求人も扱っています。
また、転職前に企業の中の情報を教えてくれるのも特徴です。
担当業務、転勤・出張の有無、企業の特徴や待遇・福利厚生の詳細、求人企業の業界内での立ち位置や強み・弱み、経営状況、社風や配属部署の雰囲気などの情報ですね。
応募前に企業の中の情報教えてもらえる事が特徴です。
⑦RSG
RSGの特徴としては以下の通りです。
特徴
- 取引企業数1500社超・求人案件数5000件以上
- iCT人材のキャリア支援
RSGは建築系以外にも医療系の転職も扱っているエージェントです。
特徴としては、求人案件数が多いことと、BIMやCIMなどのICT系の人材の支援も手厚いところです。
BIM やCIMに興味がある方は登録してみると良いでしょう。
ハイキャリア型の転職エージェント
ハイキャリア型の転職エージェントも1つ登録しておくことがオススメです。
求人条件が破格なものだったり、企業の採用担当者から直接スカウトが来たりと他の転職エージェントとは少しシステムが違ったりします。
気軽に利用はできないかもしれないですが、僕の場合は登録しているだけでスカウトが届いたので気になるスカウトがあれば連絡を取ってみるという受け身な使い方もありかなと思います。
とりあえず、登録だけしておいて良い条件のスカウトが来ればラッキーくらいの気持ちでいれば良いでしょう。
⑧ビズリーチ
ビズリーチの特徴としては以下の通りです。
特徴
- 年収1000万位上の求人が1/3以上
- スカウト型で転職が進んでいく
- 企業の採用担当者と直接会える
ビズリーチはハイキャリア向けの求人が豊富です。
紹介される求人は年収の高いものが多く、大きなステップアップが望めるものばかりです。
また、企業の採用担当者から直接スカウトのメッセージが届くので面接が確約されていたりします。
僕も登録だけしていたら某大手企業の方からメッセージをもらえたりしたので、活用しなくても登録だけしておくことがオススメです。
転職活動に便利な機能がある転職サイト2選
他の転職エージェントにはない機能がついた転職サイトを紹介します。
積極的な利用まではしなくとも、情報収集のために登録しておくとオススメです。
情報収集がてら、気になる求人があれば調べてみる使い方で良いかなと思います。
自分の市場価値が調べられる転職サイト
①ミイダス
ミイダスはスカウト型の転職サイトとなります。
他のサイトにない特徴としては、「自分の市場価値を調べられる」ことです。
自分の適正年収が分からないと、どの求人に応募すれば良いかも判断が難しいですよね。
市場価値の例
- 市場価値:600万円
- 応募した求人:400万円
上記のような内容だと、損した気分になりますよね。
まあ、年収だけが全てではないのですが、重要な要素の1つかなと思います。
自分の市場価値を簡単に調べられるので利用してみるとオススメですよ。
企業の評判を調べる転職サイト
②転職会議
転職会議は企業の評判が書かれた口コミサイトですね。
実際にそこで働いた経験がある人たちの声が記載してあるので、気になった企業は調べてみると良いですよ。
ポイント
結構リアルな声が書いてあるので、その意見が全てではないとは思いますが、そう感じる方もいたということで僕はかなり参考にしていました。
入った後にやっぱり違ったということもあるので、事前に企業の情報収集する癖をつけることがオススメですよ。
まとめ:有意義な転職活動にしよう
今回は建築技術者におすすめの転職エージェントを紹介しました。
まとめると以下になります。
建築技術者向け転職エージェント
僕は紹介した転職エージェントを全て登録して比較しながら使っていましたが、情報過多になるのでオススメはしないですね。
利用した感じだと、「大手2個、特化型1、スカウト型1」くらいは登録して併用するのが良いかなと思います。
全てを登録するのも良いですが、転職活動が面倒になってしまうのも良くありませんので。。。
ポイント
転職エージェントは使いながら何社か比較して、徐々に自分に合ったエージェントを絞っていく使い方がオススメです。
転職は孤独な戦いなので少しでも自分の助けになるサービスは利用すべきですね。
転職エージェントを有効活用して有意義な転職活動にしていきましょう。
というわけで以上です。
本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。