「建築設計はやめとけと言われる理由を知りたいな。建築設計に興味があるけど自分はやっていけるかな。実際に建築設計者として働いている人の意見が聞いてみたい。」
本記事ではこういった方向けです。
今回は、建築設計がやめとけと言われる理由について紹介していきます。
こんにちは。ピオンです。
僕は設計事務所に勤めていまして、一級建築士も取得しています。
よくある疑問として、建築設計はやめとけと言われるのは何故かなという疑問があります。
ポイント
結論からいうと、建築設計は楽な仕事ではないので、建築設計に興味がなければやめておいた方が良いと思います。
それでは順番に紹介していきます。
建築設計はやめとけと言われる理由4選
労働時間が長い
建築設計は労働時間が長い仕事です。
建築設計を行なっている会社では、ほとんどのケースで残業や休日出勤があります。
原因としては、仕事の期限がギリギリで決められていたり、土日に打ち合わせが発生することもあるためです。
例えば、僕の友人の会社では9時から23時まで働くことも多いそうです。
僕の場合も、残業する日は19時~20時まで働きます。建築設計は、毎日定時退社とはいかない仕事です。
まとめると下記のような労働時間です。
業務時間
- 友人:8時30分〜23時
- 僕 :9時〜19時
会社によってピンキリですが、残業は避けられない職種です。
ただし、最近はテレワークを実施している会社も多く、多少は働きやすい環境となっています。
それでも建築設計は異業種に比べれば、残業が多い仕事となっています。
労働時間に比べて低賃金
建築設計をやめとけと言われる理由の2つ目は、低賃金な会社が多いことです。
上記でも説明した通り、建築設計は残業が多い仕事となっています。
残業が多い分給料も多いかというと、必ずしもそうではありません。
設計事務所によっては残業代が出なかったり、みなし残業代として給料にあらかじめ含まれている会社もあり、労働すればするだけ損をすることもあります。
ポイント
設計事務所の求人を見ていると、一般的に年収は300万~400万弱くらいが多いです。
ただし、これは一般的な設計事務所の給料水準です。例外として、大手企業の場合はその倍の給料も実現可能です。
また、設計事務所は福利厚生が整っていないことが多く、労働時間と収入のバランスが取れない確率が高いです。
人間関係の悩み
建築設計者は人間関係に悩まされている人も多いです。
企業にもよりますが、基本的に設計職の人数はそこまで多くありません。設計事務所や、大手でも地方支部では数人しかいないなんてザラです。
そのため、人間関係が閉鎖的で悩んでいる人も多いです。
独善的で昔ながらの体質の所長や上司と馬が合わないことや、指導方針についていけないなどの悩みがあります。
厳しく指導していただけるのはありがたいことですが、建築に思い入れがない方には辛い環境かもしれません。
建築設計は人間関係に悩まされることもあります。
勉強することが多い
建築設計は勉強することが多い仕事です。
理由としては、建築士資格の取得や、法律等の知識がないと建物を設計することができないためです。
特に、この業界では建築士の資格を取得して、ようやく一人前と見られることも多いため、資格を取るようにと、所長や上司から口酸っぱく言われることになります。
そのため、休日などのプライベートな時間も勉強時間にあてることになり、人によっては辛い環境となります。
ちなみに僕の会社でも、毎年所長から資格の取得を言われ続けている人がいます。笑
ポイント
また、事務所によっては、自己研鑽のために所長から設計課題を出されるなど、プライベートまで建築のことを考えなければいけないこともあります。
建築設計は建築に興味が薄い方にとっては、苦になる仕事と言えます。
建築設計はこんな人にオススメ
上記では建築設計はやめとけと言われる理由を紹介してきました。
それでは、逆に建築設計はどんな方におすすめかも紹介していきたいと思います。
自分の家を設計したい人
建築設計にオススメな人は、自分の家を設計したい人です。
仕事で設計していることで、実現可能なことや不可能なことを理解でき、材料や法律など様々な知識がつくためです。
素人の方が、いきなり家を設計したとしても、建物として成り立つ構造になっていなかったり、法律に違反していたりと設計のハードルは高いです。
そのため、独学で建築設計を学ぶより、仕事として建築設計に取り組むことで、身についたスキルを活用して、自分の家を設計することが理想かなと思います。
ポイント
注意点としては、会社によって得意な建物が異なってくるので、家の設計を学びたいのに、工場や商業施設ばかり…とならないように会社のリサーチは十分に必要です。
理想のマイホームを設計したい方にはオススメな仕事です。
技術を身につけたい人
自分にスキルがなく、何か特技を身につけたいと考えている方には、建築設計はオススメです。
設計業務は技術職のため、誰でもできる仕事ではなく、一度身につけてしまえば一生もののスキルのためです。
建設業界は歴史も長く需要も豊富なため、将来的に無くなりにくい仕事です。
そのため建築の仕事に興味がある方、もしくは建築業界で働いている方で技術を身につけたいと思っている方にはオススメです。
ポイント
あくまで個人的な見解ですが、現場仕事よりも建築設計の技術を身につける方が、将来の選択肢は広がるかと思います。
建築設計は技術を身につけたい方にはオススメな仕事です。
一級建築士の資格が欲しい人
一級建築士の登録をするためには、最低でも2年の実務経験が必要です。
実務経験を得るための仕事でも、建築設計がオススメです。
理由としては、一級建築士の試験内容には製図試験があるため、実務で設計を学んでいると有利になるからです。
学科試験は過去問や暗記でなんとかなることも多いですが、製図試験には作図やエスキス等の慣れが必要です。
実務をやっていない方だとかなり苦労するかと思います。
そのため、普段から製図の感覚を身につけておいて損はありません。
ポイント
また、建築設計はデスクワークのため、現場監督よりも労働環境が良い傾向にあります。そのため、資格勉強の時間を確保しやすいです。
建築学生の方や建築に興味のある方で、一級建築士の資格が欲しい方は、建築設計にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:判断基準は建築に興味があるかどうか
今回は建築設計はやめとけと言われる理由を紹介してきました。
建築設計は、決して楽な仕事ではありませんが、建築に興味がある方にとっては、悪い仕事ではないかなと考えます。
逆にあなたが建築に興味がないのであれば、やめておいた方が良いです。苦労することになります。
ただ、建築設計は自分の身近な建物に関われたり、独立して事務所を開くこともできたり、やりがいのある仕事です。
興味があるならチャレンジしてみることもオススメです。
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というわけで以上です。
本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。