「一級建築士の勉強をしたいけ通信講座はどうかな。実際のとこ通信講座はどうなんだろうか。オススメの通信講座があれば教えてくださいな。」
本記事ではこういった方向けです。
こんにちは。ピオンです。
僕は1年ほど勉強して一級建築士試験にストレート合格しました。
この記事では、一級建築士試験にオススメの通信講座を紹介します。
一級建築士試験の最大の悩みとして「独学」か「資格学校に通う」かという悩みがあるかと思います。
資格学校は費用が高いし仕事が多忙で通う時間もないんだけど、独学だと勉強のノウハウも分からずに不安。
通信講座はそんな方向けの学習方法です。
なお、前提として今回オススメする通信講座に大手の資格学校は含んでなく低価格のものを厳選しました。
なぜなら、通信講座と言いつつも通学並みに費用が高い講座もあるからです。
例えば、総合資格の通信講座は100万円ほどしますが、これなら通学を選んだ方がより金額に見合った学習ができるでしょう。
ポイント
通信講座の最大の特徴は「費用の安さ」と「無駄のない講義内容」です。
通信講座を一言で表すなら「コスパ良し」なのです。
オススメを3つほど紹介していますが、どれか1つを選ぶなら「スタディング」がオススメです。
「学科」と「製図」を1つで対策できるので、どれを選ぶか迷っている方向けです。
今回は、一級建築士試験にオススメなコスパの良い通信講座を紹介していきたいと思います。
一級建築士を通信講座で勉強するメリット・デメリット
まずは通信講座のメリットをご紹介します。
※いきなり本題を見たい方は次の見出しからご覧ください。
通信講座のメリット
- 通勤時間や待ち時間などの隙間時間で勉強できる
- 資格学校より安い費用で勉強できる
- 自分に合ったペースで勉強できる
- 好きな場所で勉強できる
- 独学より効率的に勉強できる
- テキストや問題集の持ち運び不要
上記でも紹介していますが、通信講座の特徴は「資格学校よりお金がかからず独学より効率的に勉強できる」ことです。
資格学校に通うとなると、安くても学科だけで40,50万円くらいになります。
通信講座で勉強するなら、その1/5くらいの費用で済むのが大きなメリットですね。
また、通信講座はスマホで動画を見ながら勉強することができます。
ちょっとした時間に聞き流しながらも勉強することができることがポイントです。
さらにいうと、建設業で働いている人は多忙ですよね。
僕の後輩の話ですが、残業も多く休みも少ない職場環境だったため中々勉強する時間が取れていませんでした。
そこで、仕事中に勉強するしかないと考えた彼は、通信講座を利用して職場のパソコンで勉強していました。
プラウザで開くことができるためネット環境さえあれば勉強できてしまいます。
また、コツとしてはプラウザの上に資料やPDFなどを開いておけば周りには気づかれないそうです。笑
ポイント
本だと目立つけどプラウザで勉強できることも一つのメリットです。仕事中のスキマ時間も有効に活用して合格を勝ち取りましょう。
デメリットとしては、直接講師と話せないことと、勉強のモチベーションを保つことです。
僕は資格学校に通っていましたが、直接講師に質問することもなかったので講義を聞けてメールで質問もできる通信講座で良かったかなと思います。
スクールに通うのは費用も高いし、決まった休みが確保できない。けれど、独学だと不安。通信講座はそんな方向けです。
それでは、オススメの通信講座の紹介に移ります。
一級建築士試験のコスパが良い通信講座3選
一級建築士にオススメな通信講座は下記の通りです。
コスパの良い通信講座まとめ
- 【スタディング】:学科・製図試験の講義を動画で勉強
- 合格ロケット:学科試験をWebアプリで勉強
- 建築士の塾by archicom:製図試験を添削してもらいながら実践的に勉強
順番に紹介していきます。
スタディング
一つ目の通信講座はスタディングです。料金は、学科と製図こみで「99000円」です。
スタディングは、スマホやパソコンでの学習がメインとなっており、講義の解説をビデオや音声で視聴してwebテキストや問題集で勉強します。
短期合格セミナーへの参加もプランに含まれています。
ポイント
ボリュームも豊富で講義のビデオが101回(60時間分)、webテキストが各回に付属し、スマート問題集2000問とセレクト過去問集400問、そして製図試験の講義も20回(17時間分)と充実した内容です。
特徴としては以下の通りです。
スタディングの特徴
- 試験に頻出の重要テーマが厳選された問題集
- フルカラーでメモ機能がついたwebテキスト
- 隙間時間で視聴できる動画講義
また、デメリットとしては以下の通りです。
デメリット
- スマホやPC等の端末が必要
- 試験会場に持ち込む法令集は自分で用意する
端末さえあれば通信講座の中で最もクオリティが高いのがスタディングかなと思います。
また、余談ですがスタディングは勉強仲間機能という同じ資格を目指す仲間作りサービスもあります。
仲間がいると情報や悩みの共有ができて心強いですね。
合格ロケット
2つ目は合格ロケットです。料金としては「69,300円」となっています。
合格ロケットは一級建築士の「学科試験」の通信講座です。
通信講座の内容としては、過去問20年分を研究した内容となっておりWEBアプリでの学習になります。
演習問題は一問一答形式で約7000問というボリュームになっており音声教材も配布されています。
また、月1回あるオンライン講習会に参加することができる点もポイントです。
特徴をまとめると以下の通りです。
合格ロケットの特徴
- WEBアプリで学習する。
- 月1回の講習会に参加も可能
- 演習問題のボリュームが豊富
また、デメリットとしては以下の通りです。
デメリット
- 国の教育給付金制度の対象にならないこと。
- 学科のみの受講になること
合格ロケットはボリュームが豊富な演習問題をもとに合格を目指す通信講座となります。
建築士の塾by archicom
建築士の塾by archicomは製図試験の通信講座になります。料金は6課題で「56100円」となっています。
講師は企業内での一級建築士取得研修を20年以上実施されていた方です。
講座の内容は配布された製図課題を提出し、添削を通して学習していくシステムとなっています。
ちなみに添削サービスはzoomやメール、faxで質問できます。
また、指導方針は解答例と同じようになることのみを是とせず、プランが現実的で全体のまとまりがあることを評価することです。
身の丈にあった計画を目指す指導ということで、多忙な建築業界を理解したスケジュールともなっています。
特徴をまとめると以下の通りです。
建築士の塾の特徴
- 製図試験の添削をメインに実践的な内容
- zoomで遠隔地からの質疑等の話をすることができる。
- 身の丈にあった学習スケジュール
また、デメリットとしては以下の通りです。
デメリット
- 課題の添削がメインとなるので初学者は苦労するかも。
- 製図試験のみの受講になること
建築士の塾by archicomは製図試験の通信講座となります。
まとめ:通信講座を活用しコスパ良く合格しよう。
今回は一級建築士試験にオススメの通信講座を紹介させて頂きました。
講座をまとめると下記になります。
コスパの良い通信講座まとめ
- 【スタディング】:学科・製図試験の講義を動画で勉強
- 合格ロケット:学科試験をWebアプリで勉強
- 建築士の塾by archicom:製図試験を添削してもらいながら実践的に勉強
通信講座は資格学校に比べて費用が安く試験のノウハウを学ぶことができます。
独学では不安だけど、資格学校に通う費用も時間もない方は通信講座の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
僕も、もう一度一級建築士試験を受けるなら通信講座でコスパよく勉強したいですね。
というわけで以上です。
本記事が少しでもみなさんの役に立ててれば幸いです。